不動産投資を検討している皆さんは、CCRをご存知でしょうか。
CCRの値は、不動産投資をする上で重要な指標です。
今回は、CCRの重要性や算出方法などをご紹介します。
CCRは不動産投資のレバレッジ効果がわかる!
CCRとは「Cash on Cash Return」の略称で、自己資金の収益率を指す言葉です。
不動産投資を行う際にレバレッジ効果がわかるインデックスのことですが、そもそもレバレッジ効果とはなんでしょうか。
不動産投資は株式投資とは異なり、金融機関から融資を受けることが可能です。
信用があり安定した収入を得ていれば、多額の不動産投資資金を借り入れられる可能性があります。
例えば、年収が300万円で貯金が200万円である場合でも数千万円単位の不動産投資ができる可能性があるのです。
このように、自己資金が少額でも銀行などから資金を借り入れ大規模な不動産投資をすることを、「レバレッジの活用」といいます。
CCRは、このレバレッジの効率を測れるインデックスなのです。
不動産投資におけるCCRの計算方法とは?
続いては、不動産投資におけるCCRの目安を算出する具体的な計算方法についてご紹介します。
CCRは、「不動産投資で発生した利益÷投資した自己資金額×100」で算出できます。
例えば、不動産投資の自己資金が2,000万円で発生した利益が500万円だとすると、計算式は「500万円÷2,000万円×100=25」となります。
上記の例ではCCRの値の目安は25%となりますが、この値が高ければ高いほどレバレッジ効果が高いと言えるのです。
CCRの値を算出する重要性や意義としては、不動産投資におけるレバレッジ効果をはっきりとした数字で見られる点が挙げられます。
CCRは不動産投資金額の回収期間も算出できる!
CCRを計算することは、不動産投資金額の回収期間も算出できることにもつながります。
その計算式は「不動産に投資した自己資金額÷不動産投資で発生した利益≒自己投資金額の回収期間」となります。
先ほどの例と同様に、不動産投資の自己資金が2,000万円で発生した利益が500万円なら「2,000万円÷500万円≒4年」となります。
レバレッジ効果が高くなれば主収入以上の利益も期待できるため、融資を受けて不動産投資する際には、CCRの目安も算出してシミュレーションしましょう。
まとめ
不動産投資においてCCRは、レバレッジ効果や投資金額の回収期間を知るために重要な値です。
今後新たに投資物件を購入する際は、購入前にぜひCCRを用いてキャッシュフローを検討してみましょう。
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