東京・大阪と並んで、日本の主要都市の一つに数えられる愛知県名古屋市。
そんな名古屋市では、近年地価が上昇傾向にあり、今年の1月1日に発表された公示地価では調査対象の9地区全てで上昇しているとの結果が出ています。
今回は、名古屋市の地価が上昇傾向にある理由や、不動産投資において地価・路線価の上昇がどんなメリットやデメリットをもたらすのかについてご紹介します。
名古屋市の地価は上昇している理由
国土交通省では、毎年四半期ごとに地価動向をまとめ、「地価LOOKレポート」として公開しています。
地価LOOKレポートは、東京・大阪・名古屋の他、地方中心都市が対象で、全国の土地価格や不動産の市況を確認できるインデックスです。
名古屋市では、名古屋駅前や伏見・久屋大通駅周辺など9つの地点が調査対象となっています。
2019年度の名古屋市の最新公示地価は、平均で42万8,989円/㎡で、2018年度からの変動率は4.78%上昇しています。
特に地価上昇率が高い地点が、太閤口・伏見・久屋大通駅周辺・金山の4地点で、3~6%と高い結果になっています。
それ以外の5地点(名古屋駅前・栄南・御器所・大曽根・覚王山)も、0~3%の上昇となりました。
これほど名古屋市全体で地価が上昇している理由には、地域経済が好調であることや、市の中心部で行なわれているリニア中央新幹線の開業に向けた再開発の活発化などが挙げられます。
また市街地中心部周辺の住宅地でも、分譲戸建てやマンションの需要がまだまだ高いとの見解も出ています。
こうした要素があり、名古屋市の地価上昇につながったのでしょう。
名古屋市の地価上昇は不動産投資にどんなメリットをもたらす?
今回の名古屋市の地価上昇は、不動産投資においてどんなメリットやデメリットをもたらすのでしょうか。
まず、地価の上昇により得られるメリットは、不動産の価値が上がる点です。
現在、投資用不動産を複数所有していて売却を検討している方にとっては、当初の予定より多額の売却益が見込めるでしょう。
一方デメリットは、不動産価値が高くなる分、新たに物件を購入する際の費用がかかる点が挙げられます。
ただし、CCRなどで投資費用の回収期間が比較的短いと計算できれば、購入しても損をする可能性は低いでしょう。
まとめ
地価動向は、将来の不動産投資の方向性を決める上で重要な情報です。
さまざまな要素が絡み合って不動産需要が高い今は、投資家の皆さんにとってチャンスと言えるでしょう。
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