収益物件を購入し、不動産投資をする場合には、現金で支払ってしまったほうが得なのか、それともローンを組んだほうが得なのかと考えたとき、手元に資金があれば、現金だと思う方も多いでしょう。
しかし実際には、ローンを組むことが重要なのです。
収益物件の投資はローンと現金どちらが良いか:原資が大きいほうが利益も多く出る
現在の日本は、ローンが組みやすい上、超低金利の時代といってもよいほど、ローンの金利が抑えられています。
これは日本の政策の結果ともいえるのですが、このような低金利の時代だからこそ、低金利でお金を借りて、高い賃料利回りを得るチャンスとも言えます。
例えば、利回りが5%の投資物件があるとして、手元の1,000万円の現金で得られる1年あたりの利息は50万円です。
そんな時に、金利を2%で4,000万円の融資してもらえたとします。
4,000万円の融資と1,000万円の現金で得られる1年あたりの利息は、4,000万円に対しては3%の120万円、それに現金1,000万円に対しての5%である50万円です。
つまり、合計170万円が利息として儲かるということです。
このように、手元の資金よりも大きな原資で運用することができれば、それだけ大きな収益を生むことになるのです。
収益物件の投資はローンと現金どちらが良いか:住宅ローンではなく審査の厳しい不動産投資ローン
では、どのようなローンを組めばよいかについてですが、超低金利とも言える一般的な居住用住宅を購入するための住宅ローンかといえば、そうではありません。
そもそも日本における住宅ローンは、あくまでも居住用物件のためのローンであり、投資用物件のための不動産ローンとは区別されています。
それは、居住用の物件を購入するために貸し出しているのにも関わらず、収益用物件としてはいけないという決められた原則のルール以上に、住宅ローンの審査が甘く、収益性を見越してないという点も挙げられます。
一方、不動産投資用のローンについては、審査が厳しく、収益物件としての価値や不動産経営が可能かどうかの人柄まで、住宅ローンの審査では見られることのなかった角度で審査されます。
その審査を通ったのですから、銀行は将来の貸し倒れがないと見越して融資を実施してくれることになります。
つまりは、収益物件としても価値があり、不動産投資としてうまくいくと見越して融資をしてくれるわけですから、株などを購入して投資をするよりもはるかに安全な投資と言えるでしょう。
まとめ
低金利時代においては、現金による投資だけではなく、融資によるより大きな原資にて運用をするほうが、大きな収益を生むことになります。
収益物件への投資については、審査の厳しい不動産投資専用のローンを組み、不動産経営を行うことになるため、その審査基準をクリアしていることで、投資の成功が裏付けられているとも言えるのです。
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