個人が持つ「もの」や「場所」を使わないときに、他人に貸し出し共有するシェアリングエコノミーという言葉をご存じでしょうか?
シェアリングビジネスとも呼ばれ、さまざまな企業がその収益性に注目し、参入に踏み切っています。
なかでも、カーシェアリングはマンション経営において収益や入居率のアップにつながるおすすめの経営戦略です。
今回は名古屋市内でマンション経営中のオーナーの方が、カーシェアリングを導入するメリットについて、ご紹介いたします。
カーシェアリング導入の現状
カーシェアリングの利用者数は、2010年頃では1万人程度でしたが、2018年には130万人を突破し、右肩上がりに増えています。
特に若年層にとって、車は「所有するもの」から「借りるもの」となっていて、これがカーシェアリングの普及につながっていると言われています。
カーシェアリングの導入で他の物件との差別化を図る
カーシェアリングを導入すると、駐車場賃料の減少を防げるほか、他の物件との差別化にもつながります。
賃貸物件の価値を高めるサービスとして数年前までよく見られたのは、「インターネット回線付き」の物件でした。
しかし、インターネット回線付きの物件は昔ほどめずらしくなく、標準で備えている物件も多いのが現状です。
カーシェアリングを導入することで、新たな入居者を募るときのアピールポイントになり、既存入居者の満足度も高めることができます。
カーシェアリングの導入で得られるメリット
ものを共有するシェアリングサービスのなかで、マンション経営をされている方にとって最も導入しやすいのがカーシェアリングです。
今は単身者だけに限らず、ファミリーでも車を持たないことが多く、部屋だけを契約する入居者もたくさんいるのではないでしょうか。
そうなると駐車場は収益を生まない無駄なスペースとなってしまいますが、この空き駐車場を上手にシェアリングすることで収益の安定化をはかれるのです。
また、入居者にとっても車にかかる費用を抑えながら、必要なときは車を利用できるという大きなメリットがあります。
名古屋市はカーシェアリングの導入におすすめの地域
名古屋市の1世帯あたりの自動車保有率は、東京・横浜・大阪などと比べて高く、多くの方が車をメインの移動手段と考えています。
しかし、名古屋市の人口は微増傾向にもかかわらず、自家用車の保有台数はほぼ横ばいか減少傾向にあります。
車の需要がありながら車を保有する人は減少しつつあるので、名古屋市でカーシェアリングを導入するメリットはとても大きいと言えます。
まとめ
シェアリングサービスが普及する今、入居率アップや新たな収益につながるアイデアとして、カーシェアリングはとても有力な選択肢です。
毎月安定した収益が得られるほか、入居者募集時にも大きな強みとなります。
マンションの駐車場に1台分でも空きがあれば、導入をぜひ検討してみてください。
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