都市部の不動産投資において、トランクルーム経営が注目を集めています。
利益率の高い投資先としても知られているトランクルーム経営とはどのようなものなのか、メリットや注意点を解説します。
都市部における不動産投資:トランクルームとは?
トランクルームとは、個人や企業向けの貸し倉庫です。
個人向けならオフシーズンの衣類や家電、趣味の道具を保管する場所として利用者が増加しています。
荷物が増えたから、と広い部屋に引っ越すより、いまの家のままで貸し倉庫を契約した方がコストを抑えられるためです。
そもそも都市部においては、収納スペースが不十分な居住用物件も少なくありません。
そのため必要な広さ分だけ借りられるトランクルームは、一定の需要が見込める不動産投資先となっています。
都市部における不動産投資:トランクルームのメリット
トランクルームは居住用物件への投資と異なり、人が出入りすることは少ないため、ハウスクリーニングなどの原状回復費があまりかかりません。
キッチンやユニットバスのような高額設備を導入する必要もありませんから、初期投資があまりかからないメリットのある投資先です。
<坪単価が高い>
トランクルームの賃料は坪単価が高いため、利益率が良いのもメリットの1つです。
借りる側にとってはデメリットのように見えますが、物置代わりにワンルームを契約するよりは貸し倉庫の方が安く抑えられます。
貸す側・借りる側双方にとって金銭的メリットがありますから、狭い部屋が多い都市部の不動産投資先としておすすめです。
<リスク分散ができる>
すでにアパートやマンション経営をしている場合、追加の投資先としてもおすすめです。
トランクルームの場合、居住用物件と違って建物の築年数はあまり重視されません。
例えば築古のアパートにおける空室対策として、トランクルームへの転用もおすすめです。
元々の収納が少ないアパートであれば、すでにいる入居者による利用も期待できるでしょう。
<注意点>
トランクルームはランニングコストが低いため利益率が高い一方で、満室まで時間がかかる不動産投資です。
都市部であっても最初の半年?1年は満室にならないことは珍しくないので、周辺にある競合物件の状況などのリサーチは入念に行いましょう。
また、物件全体のセキュリティーや空調管理など、ニーズに合わせた設備投資も行うことが大切です。
まとめ
不動産投資で人気が高まっている、トランクルームとはどういったものなのかについて紹介しました。
ライフスタイルが多様な都市部だからこそ、トランクルームのような貸し倉庫のニーズは高まっています。
すでに不動産経営をしている方にとっても、分散投資先としておすすめです。
株式会社T-ESTATEでは、名古屋市を中心に事業用物件、収益物件を多数ご紹介しております。
名古屋市で新たな不動産投資物件をお探しの際は、ぜひ当社までお問い合わせください。