VRとはバーチャルリアリティのことですが、ゲームや娯楽以外にも様々な分野で実用化されています。
そして、VRを応用したバーチャルステージングについては、不動産投資における空き室率の軽減や成約率アップに、一役買うような効果が期待されています。
不動産投資におけるバーチャルステージングについて:導入するメリット
まずバーチャルステージングとは、室内に本物のインテリアを設置せず、室内写真を加工することで、ホームステージング(家具などを置いて生活の臨場感を持たせること)を実現するサービスのことを指します。
このサービスを導入するメリットとしては、内見率アップが一番といえるでしょう。
内見率が上がれば、必然的に入居率も上がることになります。
不動産投資によって、空き家率を下げるべく入居率を上げることは、投資を成功させるための秘訣であることは言うまでもありません。
また、部屋の中の家具を消すなどの編集もできるため、部屋が空室でなくてもホームステージングが可能であることも大きなメリットです。
特に不動産売買の際には、生活感を消すことができるため非常に効果的ですし、最新家具などのCGを設置することで周りの物件との差別化にもつながります。
不動産投資におけるバーチャルステージングについて:導入費用
では、バーチャルステージングの費用はどれくらいかかるのでしょうか。
まず、バーチャルステージングの元となるホームステージングについての相場を見て行きましょう。
不動産売買を前提とするホームステージングに要する費用は、20万円前後が相場であり、不動産賃貸を前提とするホームステージングについては、7万円前後が相場です。
一方で、バーチャルステージングに関しては、約1万円程度の費用のみで利用が可能です。
ちなみに、バーチャルステージングを提供しているラストマイルワークス株式会社が運営するTeriorにおいては、1チケット8,800円(税別)のチケット制料金体系となっています。
ごく一般的なバーチャルステージングである空室の部屋に家具を配置する処理は1チケット、部屋の家具を消す加工も1チケットとなっており、これら2つを同時に行うと2チケットが必要になります。
まとめ
物件をより魅力的に見せるためのホームステージングと、バーチャルリアリティが組み合わさってできたバーチャルステージングですが、その費用の安さとクオリティの高さが売りです。
不動産投資をしているオーナーにとって、心強い味方となることは、間違いないでしょう。
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